いちいち説明しなくても分かるでしょ?では想いが届かない

先日、「理想の夫婦」アンケートで5連覇を達成したタレントさんが「いちいち説明しなくても分かるじゃんってこと、たまにあるじゃないですか」と意思の疎通がうまくいかないことに、イライラが止まらず夫婦喧嘩をしたことを話しているのをぼんやり見ていました。

 

TV的には面白いと思うのですが、私には衝撃の内容でした。

 

と、言いますのも「説明しなくても分かるでしょ(空気を読みなさい)」が何よりも苦手なのです。

空気を読んで行動した!!と思っていても、表では褒められて、裏ではガッカリされていた・・・なんで事が度々あったので、なかなか空気を読むのが上達しないようです。

 

さて・・・

今の若い世代の方々が仕事(職場)に何を求めているか、就職支援をされている方に伺ったところ、「休日が多い(福利厚生の充実)」、「仕事とプライベートのバランス」、「仕事を通じてスキルアップしたい」、この3つが多いと教えてもらいました。

 

経営者の方が聞いたら、驚かれると思います。

年間の休日が100日以上ないと、応募さえしてもらえないのですから…

(実際に、ハローワークでも土日が休日で、年間100日以上の休日を表記しないと、検索結果にあがってこず、いつまでたっても応募はありません)

 

そんな若い世代の方にやっと入社してもらっても、仕事に対する考え方が違うので、先輩社員としてはどうしてもギャップが生じます。

「いちいち説明しなくても分かるでしょ?」ではなく、「これだけ説明したけど理解できているのかな」ぐらいで、意思疎通ができるみたいです。

 

若い方に「大丈夫です」って言われて、その言葉を鵜呑みにしていたら、「大丈夫です」は「もう結構です」というニュアンスで使っているらしく、意思疎通の難しさを実感したことがありました。

 

人手不足の中で一人何役もこなしているベテランの先輩、いちいち説明しなくても分かるでしょ?では想いが届かないので十分に気をつけてくださいませ…