昨年、新型コロナウイルスの感染拡大で、一部の会社では在宅勤務が広まりました。
そんな中、書類にハンコを押すために出勤するというニュースが取り上げられました。また、定額給付金の受付のオンライン対応ができる人材がいないため、かなり遅いスタートとなった市町村がありました。
多くの会社でデジタル化が遅れていることが改めて浮き出ただけでなく、日本がIT後進国であることが露呈したのです。
一部の会社ではITへの投資が進んでいるとは思いますが、どうしてもデジタル化が遅れがちです。
今年は、DX無くして前に進めません。
DXとは、
デジタルトランスフォーメーション
の事です。
本気でDXを進めるには、何から着手すべきでしょうか?
ベテラン社員への再教育
そもそも、ベテラン社員の中でデジタル機器を利用できない人が多すぎます。
Web会議システムに限らず、ITツールを体験したことが無ければ、何が便利になって何を改善すべきか分かりません。古い年代の経営者や役員が多いため、若い世代に比べてITを軽視する傾向があるということも問題です。
これを改善するために、ベテラン社員への再教育を行いましょう。
私も知識のアップデートを度々行いますが、SONYが初心者向けに開発した予測分析ツールPrediction One のデモを見たときは腰が抜けました。人工知能(AI)はここまで来ているのか…と驚いただけでなく、使いこなせないと時代についていけないと感じました。
今や、小学校でプログラミング教育を行う程ですから、知識のアップデートが重要です。
無償のコンテンツを活用
知識のアップデートが必要と分かっていても通常業務が終わってから通える教室がどこにあるのか分かりません…
そんな時は、無償のコンテンツ等を有効に活用していきましょう。
私がお勧めなのは…これです。
◯巣ごもりDXステップ講座情報ナビ
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/sugomori/index.html
巣ごもりDXステップ講座情報ナビの中には、
DX推進のためのAIビジネス入門
初心者のためのデータ分析法入門
Google Analyticsを使いこなす!
これからサイト内分析をはじめる入門講座
など、気になるコンテンツが沢山あります。
興味のある内容から着手するのが、一番の近道だと思います。
是非、活用してみましょう。
やり方そのものを変更
どうやったら効率化できるのか?
そのためにはペーパーレス化が必要で、今までの仕組み(やり方)を変えよう…
この様に目的を持ってDXを進めないと効果を実感できません。
訪問・対面の営業スタイルしか知らない古いタイプの方は、Webを活用する訪問しない新しい営業スタイルを導入しないでしょう…
便利なツールがあるのに、今までのやり方(仕組み)をやり続ける限り、デジタル化は進みません。
FAXでやり取りするやり方に、
文字の認識など面倒だと感じている
IT投資が保守だけになっていて、
新たに導入したシステムが無い…
紙の書類が溜まっていくばかりで、
保管場所がなくなってきている…
一歩進んでいる会社の事例を参照すれば改善するポイントが分かります。
思い切って、今のやり方そのものを変更し、業務の改革を進めていきましょう。
必要であれば、外部の専門家のサポートも上手く活用してください。
笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。