万が一の対策をイメージしよう

先日、東海道新幹線で停電が発生し、一時運転を見合わせた…という事がありました。

 

各地の駅は大混乱で、運転再開を待つ多くの人でごった返しました。

 

予定外のトラブルに合うとどのように対処すべきか、冷静な判断が求められます。

 

そんな冷静な判断ができないようなトラブルに遭遇しました。

 


スマホで通話できない…

ある日、T字路を曲がると誰かがうずくまっています。

年配の男性が、女性に向かって「大丈夫か? 大丈夫か?」と何度も尋ねているではないですか!!

 

車を停めて、近寄ってみるとその女性は頭から出血されてます。

 

「すぐに救急車を呼ばないと」と判断して119番に電話したのですが、肝心のスマホが機能しません。

(通話ができないのです)

 

電源を入れ直しても、全くその状態は変わりません。

 

たまたま通りかかった夫婦に119番をお願いして、何とか対処することができましたが、肝心な時に緊急通報ができないとはどういう事なの?とガッカリしました。

 

ポケットに入れてたスマホが熱くなった事でのエラーではなく、何でもない普通の状態で緊急通報ができなかった訳です。

 

私の持っているスマホが元々 緊急通報ができないバグがあるのか携帯会社に電話すると

「お客様のお持ちのスマホでは稀に緊急通報ができない現象が発生することがあります」

 

と、言われました。

 

そんな大事なことなら予め教えて欲しかった…と思いましたが、きっと、細かい契約書の中にその一文が入っているかも…と思ってあきらめました。

 

 

今、お持ちのスマホ緊急通報ができないバグがあるかも知れません…

Webで検索することをお勧めいたします。

 

私の持っている機種でWeb検索してみた結果

緊急通報ができない場合がある

そんな記事があったので、念のため検索してみてください。

想定外のトラブルで頭が真っ白

実家が阪神大震災にあって全壊した経験があるので、万が一の際に備えて靴や服を枕元に置くなど、震災対策はしていました。

しかし、火災は想定していませんでした。

 

その日、非常ベルが鳴らずに目の前に消防車が沢山 到着しました。

場所はどこだろうか?とぼんやり考えていたら、自分の所です。

これから消化活動を開始すると言われても、ただパニックです。

突然「避難してください」と言われても就寝中だったので、頭が動きせん。

 

そもそも火元がどこなのか?

部屋が水浸しになるのか?

 

そんな事を考えながら、なんとかパソコンとスマホと財布をもって外にでました。

部屋の鍵をしめる必要があるのか…?と思っていたら、警察官が外に立っていて鍵は閉めるように指示されました。

 

外に出てみると、おそらく火元と思う部屋で消防士がウロウロしてます。

ホースから水を出すような消火作業はしていませんでしたが、何やら作業をしているのが外から見えました。

 

ニュースで見るような大きな火災ではなかったみたいで、1時間ちょっとで部屋に戻れました。

 

 

火災の時にどう対処するのか事前に考えてなかったので、万が一の対策をイメージする重要性を思い知らされました。

 

この時期としては想定外の大雪で、動けなくなった車のニュースが取り上げられます。

自然災害と違って、ある程度の被害が予想できるはずなのに、忙しい中で準備が後回しになってしまう事が多いみたいです。

 

年末年始、どんな想定外が起きるのか分かりません。

 

実際に、想定外が起きると、思うような冷静な判断ができませんでした。

 

忙しい中で、少しでも万が一の対策をイメージして欲しいと思います。

 

 

笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。