テレビCMで見かける「続きはWebで…」
続きが気になるシーンや答えが知りたくなるクイズなど以前は、Webサイトへ誘導して何かしらのプロモーションをするのが主流でした。
一度はそんなCMを見たことがあるかと思います。
スマホが普及するにつれて様々なバージョンも出てきてQRコードを読み込ませるもの動画サイトに誘導するもの など、新たな誘導方法が登場しています。
新たなパターンが出てきても、「続きはWebで…」と案内するケースは少なくなりました。
その代わりに「詳しくはwebで」とか「応募はwebで」、「ダウンロードはwebで」といった案内が増えてます。
どのような理由からでしょうか?
直ぐに答えを知りたい世代
某保険会社が倍速CMを製作したと話題になりました。
Web動画のCMですが1.5倍速、1.75倍速など、再生速度を早くして視聴するZ世代を意識した内容だとコメントしています。
もちろん話題提供のためのWeb動画のCMですから、本当に倍速で動画を見て欲しいという内容ではありません。
このような倍速でのCMを作る背景となったのは、直ぐに答えを知りたい世代が増えたからと言われています。
この世代の特徴として、曲のイントロは要らないというのも有ります。
いきなりサビの部分から始まって欲しいそうです。
スマホのおかげで、何でもすぐに調べられるので煩わしい仕掛けは要らないという感じでしょうか…?
そう言えば、動画配信サービスで映画を見た友人がエンディングの曲が流れなかった…
と、言っていたので
映画もサビ部分だけで余韻はいらない…という感じの様です。
続きはWebの代わりは何か?
では、「続きはWeb」の代わりにどんな仕掛けをしているか…?
についてですが、先ずは答えを明示するそうです。
答えを明示することで、この会社もしくはwebサイトは信頼できると認知してもらう。
そして、
次は〇〇もありますけど、知っていますか(大丈夫ですか?)と仕掛けていく…
こんなやり方が主流だと言われました。
フロントエンドとバックエンドを使い分けているってことですね?
と言われたら、その通りなのですが「先に知りたい事」を明示する発想が今の私には有りませんでした。
私の場合ならこんな感じです。
ほとんと知られていないけど
今 有効活用できる施策を知って
いますか?
実は〇〇なんです。
これだけの実績をあげています。
でも、活用する際には
◇◇が面倒だという事はほとんど
知られていません
それは、何なのでしょうか…?
詳しくはこちら…(サイトに誘導)
こんな感じになるそうです。
このパターン、そう言えば見たことあると思った方は多いかと思います。
ちょっと先に進んでいる同業者や面白いと思ったWeb動画のCMなど、どのような内容になっているのかチェックしてみると、新たなアイデアが浮かぶと思います。
もう「続きはWeb」ではないと感じていただけるはずです。
是非、新たな仕掛けのヒントとして参考にしてみてください。
笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。