労働力不足のために、取り組んで欲しいこと

4月1日から、改正出入国管理法に基づく新たな在留資格「特定技能制度」が始まり、単純労働での外国人材活用に門戸が開かれました。

 

労働力不足で悩んでいる事業者の方が、本当に多いですね。

掲載は無料としながらも、採用できた場合に多額の紹介料を支払う「求人サイト」を使っても、反応が悪くなったと聞きます。

求職者である「若い働き手が減少しているから」…仕方ないと、手をこまねいていませんか?

人手不足に悩んでおられる事業者のホームページを拝見させていただくと、求人情報の記載があまりにも少なすぎて驚きます。

求職者が知りたい情報(入社後の自分の姿をイメージできる情報)が、ほとんど載っていないのです…。(ホームページの無い会社に応募しようとは思わないそうです。)

 

残念ながら、前提として休日が多くあるという条件があって、責任を負う仕事はしたくない、残業はしたくない、昇進は興味ない、と考える求職者が増えているのは事実です。

それでも、自社の仕事にどう魅力があるのか、情報発信をして欲しいのです。

しかもスマホで分かる形で、情報発信して欲しいのです。

 

社長や役員の方に説明しても、スマホで求職した経験がない方には、その重要性が伝わらないみたいです。

 

時々こんな事を言われて、驚きます。 「我が社には、良い人材の応募がない…」 

応募が来ないのは、社長さんのせいですよ・・・。

情報発信もしないのに、今の若い求職者に伝わるはずがありません。

まして、せっかく面接にきた求職者に対して、NG質問を連発して、Webで悪評を書かれているのを知らなかったケースもあった程です。

※ 私自身も、家族の職業や住んでいる場所の詳細の質問がNGなのを忘れてました

来客者に向かって、冗談でも「こんな程度の低い会社です」なんて言って欲しくないです。

同じ言うなら、「社長の私がこんな感じなので、周りの従業員はよくやってくれます」 ぐらいは言って欲しいです。

 

労働力不足のために、取り組んで欲しいこと

先ずは、求職者が知りたい情報(入社後の自分の姿をイメージできる情報)の発信から始めてください。

それと、周りを見渡してください。

深刻な人手不足の中、一緒に働いている従業員が、愛しく感じますよね。