最新版、令和2年の施策活用

世の中には、本当に「よく調べる方」がいます。

 

最新版の施策活用がどこに掲載されていたのか?

内閣府の報道発表資料に記載があったそうです。

 

https://www.cao.go.jp/press/houdou.html

12月6日にアップされた「会議資料」

 

安心と成長の未来を拓く総合経済対策

(令和元年12月5日)

 

ここに、令和2年の施策活用について、参考になる記載がありました。

 

この「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」PDF版14ページには

 

(1)設備投資導入促進、IT・デジタル技術の実装支援と題する記載があります。

 

この記載の中で、

革新的な製品・サービス開発のための設備投資支援とは、

まさに「ものづくり補助金」を指しています。

 

小規模事業者に特化した販路開拓支援とは、

商工会議所、商工会が支援している

「小規模事業者持続化補助金」のことです。

 

いつも、正式発表があるまで募集があるのかどうか分からず、準備が遅れてしまうことが多いのですが、

施策制度(補助金)を活用を考えている事業者の方は、申請書などの準備をいよいよ準備した方がよさそうです。

 

 

12月13日には、令和元年度補正予算案が閣議決定されたのを受け、経済産業省関連の予算案概要が公表されました。

 

経済産業省が発表した内容によりますと、

ものづくり補助金に関係する予算総額が「3,600億円」(従来は約1,000億円)

となっております。

従来の約3倍の予算がついた、という事です。

 

この予算は、平成27年度補正以降、『単年度予算』であったものづくり補助金が、『複数年度(3年間)予算』になる、という事の様です。

 

経済産業省は、

通年で公募し、複数の締切を設けて審査・採択を行うことで、予見可能性を高め、十分な準備の上、都合の良いタイミングで申請・事業実施することが可能となります。

と発表しております。

 

さらに、

前回のもの補助から実施されております「電子申請(Jグランツ)」が必須となる予定です。

 

Jグランツとは行政手続簡素化のためのシステムで、経産省の補助金申請、厚生省の社会保険制度、日本年金機構などで共通で利用できるものです。

 

これまではマイナンバーカードなどで電子証明書が必要であったものを後述する「GビズID」というアカウントを登録することで利用できます。

 

 

補助金申請システムの開発状況・自治体への展開に向けた取組についてhttps://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2019/190822jinzai04.pdf

 

※ このJグランツを利用するためにはGビズIDの登録が必要です。

 

 

■GビズIDとは

補助金申請システムでもあるJグランツを利用するにはGビズID【gBizプライム】の登録が必要となります。

現在も受付中で発行まで2~3週間かかるそうなので早めにID登録申請をしておくべきでしょう。

 

電子申請となっても、基本的な申請形式は変わらないので、認定支援機関の認証など打合せした方がよさそうです。

 

2019年の2月に突然 締め切りまでの期間が1週間の「ものづくり補助金」が公募となりました。

どうやって、短期間の間に申請の準備をして、認定支援機関の承認を得て、レベルの高い書類が提出できたのか、とても不思議です。

きっと、今ぐらいから準備していた事業所だけが申請できたのだと思います。

 

施策活用(補助金活用)は事業拡大の足掛かりとして利用できるものは、是非利用すべきです。

他にも活用できる施策は色々とありますので、様々な情報サイトから情報を入手されることをお勧めします。

 

 

補助金などの制度を知るためのWebサイト

 

ミラサポ(中小企業庁)

https://www.mirasapo.jp/

 

J-Net21(中小機構)

https://j-net21.smrj.go.jp/snavi/index.html

 

中小企業庁の公募・情報公開ページ

https://www.chusho.meti.go.jp/

 

 

施策活用(補助金活用)の不明点がある場合は、最寄りの商工会議所、商工会、金融機関、あるいは公的支援機関にご相談ください。

 

笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。