その昔(昭和の頃)は、開店など多くの人に情報を届けるには、メディアの活用が重要でした。
どうやったら、メディアに取り上げてもらえるか、知恵を絞ったものです。
みのもんたさんがお昼の番組で取り上げた食材が、夕方には棚から無くなっている…
それぐらいにメディアの影響力が大きかった訳ですが、今は、だいぶ様変わりしました。
今でもメディアの影響力は大きいままですが、情報発信できる媒体が増えたのが大きいと思います。
創業・開業時の情報発信の変化
インターネットが普及する前の中小企業の情報発信と言えば、チラシやDMが定番でした。
それこそ、どうやったらチラシを読んでもらえるかどこに配布したらいいのか、いかにしてDMを開封してもらえるか、捨てられないか。
奇抜な色使いであったり、「まだ〇〇はするな」のようなキャッチコピーを駆使したり、様々な手法が編み出されました。
やがてインターネットが普及し、ホームページが重要ということで自社サイト(HP)さえあれば、集客できる時代がありました。
SEO対策であったり、PPC広告をどう展開するのか悩んだ時期でした。
スマホに移り変わってからSNSや動画配信サービスが登場し、リアルタイムでの情報発信ができるようになりました。
動画による大きな変化はどんな人が発信しているか分からない状態だったものが顔出しの動画などで、配信者に対し、
より親近感を持つように変わったことだと思います。
最初は、長尺の動画が良い時もありましたが、今は、1分程度のショート動画が主流になってきています。
(ショート動画を見て興味を持ってもらったら、さらに別の情報サイトに誘導するパターンです)
このように創業・開業時の情報発信ではショート動画をメインに活用するのが王道である…と変化してきました。
情報をどれだけ届けるのか?
インスタやTikTokにショート動画をあげたとしても、よほどのインパクトがなければ埋もれてしまいます。
関西では、インパクトのみで話題になるテレビCMがあります。
インパクトが強すぎて、そもそも何をPRするのか思い出せないほどです。
それでも、話題になり取り上げられたという点で、その情報を多く人に届けたということになります。
インパクトが強い訳ではないのですが「この木なんの木」のCMは誰もが口ずさむCMですし、「走れ走れ いすゞのトラック」と聞けば、間違いなく、どの会社なのか思い出せることができます。
ショート動画をアップしたら、情報をどれだけ届けらるか?
どれだけインパクトを残せるか?
これを意識しなければ、宣伝効果が期待できなくなります。
真似して、進化させる
沢山の人に話題にあげてもらう為のショート動画の作り方は、調べれば沢山でてきます。
入口のタイトルが鍵 だとか最初の数秒が重要だとかループさせる内容がいいとか。
これらは、一般の方が、閲覧数をあげる為の手法なので、事業者の場合では少し合致しない部分があります。
ならば、どうすればいいのか?
単純に先に話題になっているショート動画を参考にして、さらに進化して動画作成するのが得策です。
ライバルの事業者のものをそっくり真似することはダメですが、違う分野、業界で話題になっているショート動画を参考して、どうやったらバージョンアップできるのか考える(進化させる)ことが重要です。
ターゲットは〇歳ぐらいの女性で、こんなメリットをPRしているに違いない と考察しなければショート動画をアップしても狙った宣伝効果が生まれません。
真似だけでなく、さらに進化させるが大きなポイントです。
ショート動画を作成する際には参考にしてみてください。
笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。