個々の行動変革の仕掛け

なかなか組織がまとまらない

部門の壁がある

組織や風土を変革したい

 

そういった相談をよく受けます。

 

普段から、本当にだらしない私ですが、(外部の人材だからこそ)組織が上手く連携が取れてない状況が見えてしまう事があります。

 

それが、どんな状況かと言えば

 

「情報共有ができていない」

「批判ばかりで責任逃れの雰囲気がある」

「個別に聞くと、様々な意見を持っている」

 

など、会社や組織よって様々です。

それでも、何とか「会社や組織を良くしよう」と思う社員・スタッフがいる会社に向けてある方法に取り組んで頂きました。

 

その方法は…

 

定石すぎる方法なのですが、部門を超えた「チーム」での話し合いです。

タスクフォースって感じでしょうか…

 

「◯◯してください」「◯◯は禁止です」

と、勝手に決められたルールの遵守ではなく、

 

「私たちは、◇◇をやろう」と

自主的に動いてもらうのが目的でした。

 

部門の垣根を超えて意見を出してもらい、出た意見を検討して、着手できる部分から実行に移す、そんな仕掛けです。

部門を超えた「チーム」の成果

第一弾は、会社でやるべきコロナ対策を話し合って頂きました。

お金がかかる内容、お金がかからない内容制約なく意見が出てきました。

 

すると、会社として取り組むべきコロナ対策として、以下の内容があがってきました。

 

 アルコール消毒の複数回実施

 アルコール消毒液の増設

 会社独自のガイドラインの作成

 緊急連絡網の作成

 休憩時間の分散

 換気時間の設定

 パーテーションの増設

 朝および昼食後の検温の実施

 蛇口、ドアノブのタッチレス化

 接触確認アプリの登録

 換気扇の設置

 MYアルコールボトル配布

 

普通の意見ですけど…と言われそうすが勝手に決められたルールでないのが大きなポイントです。

既に実施しているものに対して回数を増やすなど、「私たちは、こうしよう」とする意見が沢山あがってきた訳です。

自分たちのルールは遵守する

第二弾として、部門を超えた「チーム」のリーダーに優先的に着手すべき内容を決めてもらい、すぐに実行に移してもらいました。

今まで、敢えて言わなかった換気時間の設定、昼食後の検温の実施など

今回の話し合って決めたルールに基づいて確実に実行する雰囲気ができました。

 

会社の方は、ルーチン業務があるので、部門を超えて、誰と誰をチームにするのか時間が掛けられない状態でした。

 

この点は、私がサポートしました。

また、プロジェクトの案内チラシなど下準備もサポートしました。

 

サポートする中で、そう言えば…と、思ったのが「緊急連絡網の作成」です。

便利なSNSツールなどがある中で、早く着手しなければと思っていたので、この意見が出たことも嬉しかったです。

 

当たり前すぎる「仕掛け」ですが、実際に着手するとパワーが必要です。

今回と同じように、部門を超えた「チーム」の話し合いやってみませんか?

 

 

笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。