すぐにシェアしてください…こんな内容のものが届きませんか?
正しい内容のものならば良いのですが、「間違った情報」が多いのも事実です。
この時期ならば、
〇〇の対策が免疫力アップに効果があるとか
◇◇は意図的に作られた生物兵器だ…などです。
一部のメディアが面白おかしく、不安ばかり煽る情報を流しているのも有りますが、
この時期はどうしも、デマやフェイクニュースが広まっていきます。
気を付けなければいけないのが、このデマやフェイクニュースを社員・アルバイトが周りに広めてしまうことです。
大炎上をしてからでは、(会社では無く)個人が行った事とは言えない状況があることを認識して欲しいのです。
悪質なあおり運転傷害事件が起きた際に、同乗していたガラケー女はこの人だとして、無実の女性が実名で晒されてしまいました。
このデマを発信した1人は、豊田市の議員でした。
2017年の東名高速 あおり運転事故の際は、容疑者の男の名前や住所、職業から無関係な建設会社を「容疑者の勤務先」、同社社長を「容疑者の父」とするデマが広がりました。
この件に関しては、デマや個人情報をネット上に書き込んだなどとして、11人が名誉毀損容疑で書類送検されました。
「この情報は、世の中のためになる」、「周りの人たちにこの情報を知らせたい」と考え、シェア・リツイートしているものと思います…。
しかし、良かれと思った行為が、公序良俗に反することや、信ぴょう性の低い情報を広めることに加担してしまっているのです。
ここ最近の傾向として、間違った情報を拡散してしまった人物を特定し、誹謗中傷する流れがあります。
場合によっては、勤務先なども開示されて、炎上の矛先が会社に向かってきます。
「社員の管理が出来ていないじゃないか」
「世間に迷惑を掛けて、どう責任をとるのか」
迷惑な電話がひっきりなしに掛ってきます。
そうなれば、通常業務どころの話しではありません。
その為にも、社会人としてのSNS活用をこの時期に徹底する必要があります。
SNSの利用ルールの徹底
の時期にだからこそ、いま一度 社会人としてのSNSの利用ルールを徹底して欲しいです。
業務上の内容は投稿しないこと
今、一番危ないのは、それなりの役職者のフェイスブック投稿かもしれません。
機密の場所で撮った画像の安易な投稿
出張場所をリアルタイムで投稿するケースなど…
投稿内容から所属企業を推測されてしまうことは珍しくないそうです。
知らず知らずにSNSで拡散してしまっている内容が、炎上を招くリスクがあることを再認識してください。
信頼できる情報か確認すること
有名人の投稿であっても、信頼している親友からのリツイートであっても、絶対に鵜呑みにしないことを厳守する。
公的な機関などのウェブサイトで、正確な情報かどうか確かめてから、情報をアップする必要があることを認識する。
個人利用であったとしても、社会人としてSNSの利用ルールを社内で徹底しましょう。
法的措置をとられる可能性がある
アップした写真から個人情報や、プライバシーを侵害してしまう場合があること
クスッと笑うような投稿やウケを狙った投稿が、実は著作権や商標権を侵害する場合があること
たとえ悪ふざけだとしても法的措置をとられる可能性があります。
アルバイトが下半身をトレーで隠し、ふざけている動画を投稿した際は、大炎上しただけでなく、企業のブランド価値が大幅に低下し、業精もいまだ回復していない状況です。
会社にダメージを与えたいという悪意がなくても、その投稿が法的措置をとられる可能性があること
悪ふざけだとしても、無意識の加害者となる可能性があることを社員・アルバイトに指導しておきたいです。
昨年やったから、大丈夫だろう…ではバイトテロに遭い、炎上を招きます。
この時期だからこそ、社内でSNSの利用ルールの徹底を図って下さい。
笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。