物事を柔らかく考える

色々な場所で、相談していますと、もう少し肩の力を抜いて…と、思うくらいガチガチの人と遭遇することがあります。

 

次々に意思決定しなくてはならず、こちらの冗談にも無反応なくらいに時間がないような人です。

 

そんな様子を見て、以下のような質問をしてみました。

 

「牛」が大変貴重な国のお話しです…

  

遺言で、『 財産の「牛」を長男が三分の1、次男が四分の1、三男と四男は六分の1に分けなさい 』とありました

 

しかし、残された牛は11頭しかありません。

どうやって遺産の分割をしたでしょうか?


さて、どのように分割するのがいいと思いますか?

 

私の用意した答えですが、

 

 皆で協力して、1頭の牛を購入し

 12頭にして分割した… です。

 

答えが分かれば、「何だ、そんな事か…」と思うかもしれませんが、ガチガチになるとこの発想が出てこなくなりがちです。

 

いきなり「物事を柔らかく考える」と言われても、ある程度のトレーニングをしなくては難しいかと思います。

 

そこで、4つのキーワードから柔軟に発想する方法をお勧めします。

キーワード その① 不満

普段の生活において、ここを何とかして欲しい(不満)ことは何でしょうか?

あるレストランでこんな不満がありました。

 

ホールのスタッフでは十分に対応できない程に来店者が多く、料理の提供まで時間が掛かりすぎる状態が続いていました。

 

すると、あるお客さんが「忙しいから、こちらで用意しますね」と自分でジュースを手配しました。

それを見た他のお客さんも、「私もそうします…」と自分で飲み物の手配を始めました。

これが「ドリンクバー」の始まりと、言われています。

手持ちぶさたに料理の提供を待っていた「お客様の不満」が新たなサービス提供に繋がったケースです。

 

他にも、平日しかできない提供を夜にも行うケース

女性にしか対応していないものを男性にも横展開するケース

 

色々あるかと思います。

 

ここを何とかして欲しい(不満)に着目して、考えてみると新たなアイデアが湧いてくると思います。

キーワード その② 不便

不満と似ているのですが、少し面倒なこと(不便)は何でしょうか?

私は、通販などのオーダーにおける再配達がかなり面倒です。

 

コロナ禍で通販の利用が増え、不在通知を見ると、ピンポイントで配達できないものかと思います。

そんな時に、宅配ボックスがあればなぁ…と思ってしまいます。

 

 

他にも

 

深夜にスーパーにいくと商品棚がスカスカになっている

対策をしていても、スマホの画面にヒビが入る

 

など、沢山あります。

 

これらの不便に対して何かできることがないのか柔軟な発想をしてみることが変革につながっていきます。

キーワード その③ 不安

LINEが拡大したのは、特定の人とコミュニケーションが取れて、相手が読んだのかリアルタイムに分かる点だと言われています。

(もちろん、スタンプも理由の一つです)

 

それまでのツールでは、誰でも閲覧できるオープンなものが主流でした。

そのため、知らない人に情報が覗かれてしまうという不安な面がありました。

それに対して、LINEの場合は友達や家族など特定の人たちと繋がることに特化しています。

 

そのため、知らない人に覗かれる心配がなく利用することがうけて、これだけ利用者が増えました。

 

他にも、

Webで注文したものがきちんと受付けできたのか?

直ぐにレスポンスメールが届くことや

子供の学校の行き帰りにおける見守りサービスなど

不安を解消して欲しいものは沢山出てくるかも思います。

キーワード その④ 不信

本当にその商品がいいものなのか、本当に美味しいお店であるのか?

Web上で評価されているので初めてでも判断することができます。

 

ところが、知名度のない事業者がなにか仕掛けをしようとするとPRできる材料が少ないです。

どれだけの技術があるのかお客様からの評価はどうなのか

しっかり判断してもらう材料を提供する必要がある訳です。

 

そうなれば、〇〇で賞を取る とか、しっかりとしたお客様の声を集めるなどの発想が出てきます。

 

 

今回は、物事を柔らかく考えるための4つの着眼点についてご案内しました。

上手く変革できる事業者となるべく、柔軟な発想で変革の仕掛けに着手して頂ければ思います。

 

 

笑顔創造研究所は、みなさまの笑顔を応援しています。